「成し遂げたことでトップ10を選ぶのなら、優勝、子供、その次にこの学位」
現役時代にマジック・ジョンソン、カリーム・アブドゥル・ジャバーらと『ショータイム・レイカーズ』のメンバーとして活躍し、3度の優勝を成し遂げたバイロン・スコットには、一つだけ心残りがあった。
スコットは1983年のドラフトにアリゾナ州立大学からアーリーエントリーし、全体4位でクリッパーズから指名された。のちにレイカーズにトレードされて華々しいキャリアを送り、引退後は指導者に転身。ネッツ、ホーネッツ(現ペリカンズ)、キャバリアーズ、レイカーズのヘッドコーチを歴任し、ホーネッツ時代の2007-08シーズンには年間最優秀コーチ賞に輝いた。
現在は解説者として活動している彼だが、数年前に他界した母親と『いつか大学を卒業する』という約束をしていたという。それを思い出した彼は大学に復学して勉学に励み、無事に学位を取得したことをソーシャルメディア上で報告した。
スコットは今年の5月に受けた同大のインタビューで亡き母親との約束について、こう語っている。「昔、母と約束したんだ。数年前に母は亡くなったけど、学位を取得すると約束したことを思い出した。母との約束を守りたかったから、『これはやらないといけない』と思った」
家族で初めて大学に進学した彼は、母親にとって誇りだった。ドラフトにエントリー後「大学に戻りなさい」と諭されたというが、スコットは「80年代に学生だった自分は、NBAに行きたかった」と反対を押し切った理由を振り返る。
「この年齢になって学位を取得しようと思った。年齢を重ねればより賢くなれる。ただ、もしあのまま大学に残って、学位を取得してからでもNBAで10年はやれたと思うよ」
母との約束を果たしたスコットにとっても、学位は人生で成し遂げたことの中で上位に入ると話す。「もし人生で成し遂げたことの中でトップ10を選ぶのなら、3度の優勝、3人の素晴らしい子供たちに3人の孫。その次にこの学位がくる。私にとっては、それだけ大事なものなんだ。これで心置きなく最期を迎えられる。成し遂げられてうれしい」
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— Byron Scott (@official_bscott) June 15, 2020